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浮世絵の作り方は?

浮世絵は木版画に限りませんけど、今日は主に木版画の浮世絵の作り方を紹介します。

浮世絵は普通、一人で作られたわけじゃなく、違う役割をした数人で完成られます。
この人たちはここの三つのプロセスを順番にします。

1下絵を描く
下絵を描く人は「絵師」と言います。絵師は完成図を頭に見ながら、線のみの下絵を描いて、魅力的な浮世絵を生みだします。
アウトラインしか描きませんから、浮世絵の色を指定することは後にします。

2木版を彫る
下絵の線をそのとおりに版木に彫るひとは彫師(ほりし)です。彫師は始まり、下絵を裏返しに木版に貼ります。
そして、紙を擦り取て、残した線が見て版木を彫ります。彫り方は線の両側に小刀で切れ込みを入れるなので、高度な技術と集中力が必要です。このプロセスは彫りと言います。
浮世絵が多色の場合は、「見当」を彫らなくちゃいけません。「見当(けんとう)」と言うのは摺るいちを示す目印(めじるし)です。版画を摺る人は見当に紙をいつも一定に置くことによって、版を摺り重ねてもずれないようにすることができます。
次は、「さらう」という、鑿(のみ)で不要な部分を取り除く作業です。広い部分から始まり、一番小さい部分は最後にします。
完成した木版は、主版(おもはん)と言います。

3版木に色をつけて紙に摺る
このプロセスをするのは、「摺り師」という人です。絵師の色の指示を聞きながら一色ずつ、摺り重ねていきます。

リンク:
アダチ版画研究所ー木版画の制作
http://www.adachi-hanga.com/woodcutprints.htm
葛飾北斎の「神奈川沖浪裏(かながわおきなみうら)」をリポロダクトするプロジェクト(ビデオ付き!)
http://media.excite.co.jp/ism/086/02reproduct.html
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